Raspberry Piをディスプレイ・キーボード・マウスなしで設定する!

おうちハックに欠かせないRaspberry Pi。Raspberry PiはHDMI接続のディスプレイと、USB接続のキーボードおよびマウスと共に使うのが通例と思いますが、ここではそれらが無い状況での設定手順を説明したいと思います。

ここでは、Macを使って「Raspberry Pi 3 Model B」にOS「Raspbian Jessie」をセットアップする前提としています。

1.OSイメージの書き込み

1-1.OSイメージの入手

Raspberry Piの公式ページからOSのイメージファイルをダウンロードします。ページ上部の「DOWNLOAD」からダウンロードページへ。

「RASPBIAN」を選択します。

「RASPBIAN JESSIE WITH PIXEL」のZIPファイルをダウンロードすることにします。

ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。ファイル名は例えば「2017-01-11-raspbian-jessie.img」というものになっているはずです。

2-2. OSイメージのSDカードへの書き込み

8GB以上のサイズのmicroSDカードを用意し、先ほどダウンロードしたOSイメージファイルを書き込みます。

まずはmicroSDカードをMacに差し込んで、ターミナルから「diskutil list」でSDカードの場所を確認します。以下の例では「/dev/disk2」がSDカードの場所となります。

次に、SDカードを一旦アンマウントします。「dev/disk2」は先ほど確認したSDカードの場所です。

アンマウントしたら、「dd」コマンドにてOSイメージを書き込みます。5分以上掛かりますので、気長に待ちましょう。

書き終わると、MacにSDカードがマウントされ「boot」というディスクが現れます。SSHを有効にするため、このbootディスクに「SSH」というファイル名の空ファイルを置きましょう。空ファイルは、例えば以下のようにtouchコマンドで作成できます。

作成した空のSSHファイルは、Finderなどでbootディスクの直下に移動させ、終わったらmicroSDカードを取り出します。

2.起動と初期設定

2-1.起動

OSイメージを書き込んだmicroSDカードをRaspberry Piのカードスロットに差し、LANケーブル及び電源を繋げて起動します。

SSHが有効になっているはずなので、接続してみましょう。IPアドレスはネットワークスキャナなどで調べるか、もしくはIPアドレスの代わりに「raspberrypi.local」でもいけると思います。パスワードは「raspberry」です。

2-2.初期設定(SSHにて)

次に、raspi-configというツールを使って各種設定をしていきます。

以下のような画面が表示されますので、まずは、このraspi-configツール自体のアップデートをします。

「7 Advanced Options」→「A0 Update」を選択してください。(矢印キーで上下に移動し、リターンで決定です。)

次にVNCの有効にします。「5 Interfacing Options」→「P3 VNC」を選択し、<YES>を選べば有効化されます。

これですぐにVNCで接続できますが、このままだと解像度がかなり低いと思いますので、ここで解像度も設定しておきましょう。「7 Advanced Options」→「A5 Resolution」にて1024×768以上を選択すれば問題ないと思います。

設定が終わったら、矢印キー右で<Finish>を選び、リブートします。

2-3.初期設定(VNCにて)

VNCが有効になったので、あとはGUIで設定を進めることができます。Macには標準でVNCクライアントが搭載されているのですが、Raspberry Pi標準のVNCとは互換性がないようなので、RealVNCから無料のVNC Viewerをダウンロードしましょう。

VNC Viewerをインストールし、起動します。Raspberry PiのIPアドレスに対し、ユーザ名「pi」、パスワード「raspberry」で接続します。

無事に接続できれば、以下のようにデスクトップが表示されます。パスワードがデフォルトのままなので変更しようね、というメッセージが表示されていますので、お好みで変更してください。

ローカライズ設定や、Wi-Fi設定を行います。左上のラズパイマークからメニューを開き、「Preferences」→「Raspberry Pi Configuration」で設定メニューが開きます。

一番右の「Localisation」タブにて、言語やタイムゾーン等の設定をします。

設定が終わって再起動すれば、晴れて日本語表示となります。

最後に、Raspberry Piのアップデートをしておきましょう。めちゃくちゃ時間掛かりますので、時間の余裕のあるときに。。

3.まとめ

やり方さえ分かれば、ディスプレイやキーボード・マウスが無くても、意外と簡単にRaspberry Piの設定ができちゃいます。Raspberry Piは低価格・省スペース・低消費電力なサーバとして、IoTやおうちハック関連で色々と活用しまくれそうですね。

Raspberry Pi楽しい!

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